2002-11-20 第155回国会 衆議院 外務委員会 第6号
これについては、いわゆる交渉当事者として、今、これをどのように受け取られて、先ほどの安全保障交渉との絡みで分析をしておられるか、改めて聞かせていただきたいと思います。
これについては、いわゆる交渉当事者として、今、これをどのように受け取られて、先ほどの安全保障交渉との絡みで分析をしておられるか、改めて聞かせていただきたいと思います。
この際、日朝交渉を仕切り直せる大チャンスなんですから、まず拉致交渉、そして安全保障交渉、その二つをこの際日朝間でやると約束し、そしてその結果、北朝鮮が普通の国になっていくのであれば、その中で、国交正常化交渉という言葉は使わずに、経済協力交渉とでもいう言葉を使ってやればいいんです。
これはアメリカの戦後のあの地域における湾岸構想においては、安全保障交渉にとっては大変不安定な要因を組み入れることでありまして、特にこのことはトルコ、イラン、シリアの内政の不安定化にも必然的につながっていくということで、既存の国家関係、特にイラクの保全ということを大前提としてアメリカとしては追求せざるを得ない、それが一種のジレンマであります。
アジアの安全保障、交渉の成功を期するという観点から、政府といたしましては、総理、外務大臣、あるいは事務レベル等のあらゆるチャネル、レベルにおきまして、米国を初め他の交渉当事国でございますソ連、ソ連の場合には大臣、事務レベルでございますが、アメリカ及びヨーロッパの諸国に対しまして、わが国の考えるところを余すところなく明らかに申し入れているというところでございます。
それで、そのことは私どもとして、ヨーロッパにおける動きからしても、世界の緊張緩和という角度から見ましても、十分評価できる措置でないかと考えておりますし、ヨーロッパの安全保障交渉がいろいろ行なわれておりますけれども、それが成功結実してまいりますことを私どもも期待いたしておるわけでございます。